私は普段、Claude Code を利用しています。
しかし、MCP やらプラグインなど、いろいろ環境が育ててしまったので、別の CLI に移動して同じ環境をもう一度作るのはめんどくさい!
なので、Claude Code のまま GPT-5.6 を使いたい。
ということで、ローカルに CLIProxyAPI を立てて、Claude Code から ChatGPT Plus の Codex 利用枠につなげてみました。
claude # いつもの Claude Pro
claudex # ChatGPT Plus / Codex → GPT-5.6 API の従量課金ではなく、契約している ChatGPT Plus の利用枠を使います。
TL;DR
- Claude Code の接続先を localhost の CLIProxyAPI に切り替える
- ChatGPT Plus の Codex 利用枠で GPT-5.6 Sol / Terra / Luna を使う
- いつもの
claudeはそのまま、GPT-5.6 はclaudexで起動する - MCP、プラグイン、サブエージェントも使えるようにしている
導入したい人は、以下を Claude Code などのコーディングエージェントへ渡してみてください。
以下の Gist を読んで、setup-agent-prompt.md の指示に従い、
既存の Claude Code 環境を壊さないようにセットアップしてください。
https://gist.github.com/izumiz-dev/f6ecabab1e9055fd62655c8afdfdb4e2 何ができるか
セットアップすると、こんな感じで使い分けられます。
# いつもの Claude Code
claude
# GPT-5.6 で Claude Code を起動
claudex
# モデルを指定
claudex sol
claudex terra
claudex luna ローカルプロキシの状態確認と停止もできます。
claudex status
claudex stop claude は今までどおり Claude Pro につながります。
claudex のときだけ、Claude Code の接続先を localhost の CLIProxyAPI に切り替えます。
Claude Code
↓ Anthropic 互換 API
CLIProxyAPI(localhost)
↓ ChatGPT OAuth
Codex / GPT-5.6 Sol・Terra・Luna 起動時の環境変数で、接続先とモデル名を差し替えています。
Claude Code の環境はそのまま
普段の Claude Code は壊したくないので、設定ディレクトリを分けています。
~/.claude → 通常の Claude Code
~/.claude-sol → claudex ただし完全に分離すると、MCP やプラグインも別管理になってしまいます。
そこで claudex を起動するとき、通常の Claude Code 環境から必要なものだけを一方向に同期するようにしました。
- グローバルの MCP サーバー設定
- プロジェクトごとの MCP サーバー設定
- インストール済みプラグイン
- プラグインのマーケットプレイス情報
- 有効化しているプラグイン
履歴、権限、hooks、通知、テーマなどは同期しません。
通常の ~/.claude を正として、GPT-5.6 用の ~/.claude-sol へ必要なものだけコピーする形です。
なので、普段どおり Claude Code 側へ MCP やプラグインを追加しておけば、次回の claudex 起動時にだいたい同じ環境になります。
サブエージェントも動く
Claude Code は、Explore などのサブエージェントを内部で起動することがあります。
メインモデルに GPT-5.6 Sol を指定するだけだと、サブエージェントが Claude のモデル名でローカルプロキシへ飛んでいき、unknown provider で落ちました。
そのため、claudex の中では Claude Code のモデル階層も以下のように割り当てています。
Fable → GPT-5.6 Sol
Opus → GPT-5.6 Sol
Sonnet → GPT-5.6 Terra
Haiku → GPT-5.6 Luna バグの詳細はどうでもいいのですが、これで Explore なども普通に動いています。
導入は LLM にやらせる
セットアップ手順をブログへ全部書くと、それだけでめちゃくちゃ長くなるのでやめました。
Gist に手順と、コーディングエージェントへ渡すためのプロンプトを置いています。
Claude Code などのコーディングエージェントへ、以下のように頼んでみてください。
以下の Gist を読んで、setup-agent-prompt.md の指示に従い、
既存の Claude Code 環境を壊さないようにセットアップしてください。
https://gist.github.com/izumiz-dev/f6ecabab1e9055fd62655c8afdfdb4e2 プロンプトの Markdown を直接渡す場合はこちら。
バイナリの取得、設定ファイルの作成、シェル関数の追加、MCP・プラグイン同期の実装、動作確認までやるように書いています。
途中で ChatGPT の OAuth ログインが必要になるので、そこだけはブラウザで自分で操作します。
こういう面倒な環境構築こそ、LLM にやってもらえばいいじゃんね。
セキュリティ的な注意
ローカルプロキシは 127.0.0.1 だけで待ち受けるようにしています。
LAN やインターネットへ公開してはいけない。ngrok や Cloudflare Tunnel で外へ出すのもやめましょう。
API キーや OAuth の認証情報は、所有者だけが読める権限にします。当然ながら Git にも入れません。
このあたりも Gist のプロンプトに含めていますが、LLM がやったから安全だろうとは思わず、最後に自分で確認したほうがいいです。
lsof -nP -iTCP:8317 -sTCP:LISTEN 以下のように 127.0.0.1 だけなら OK。
TCP 127.0.0.1:8317 (LISTEN) 実際に使ってみて
Claude Code の UI、ツール実行、MCP、プラグインを使いながら、中で動くモデルだけ GPT-5.6 にできます。
Anthropic や OpenAI が公式に案内している構成ではないため、アップデートで突然動かなくなる可能性はあります。MCP、画像入力、セッション復元、長時間のツール実行など、すべてが完全に動く保証もありません。
私の環境では、ファイル編集、MCP、プラグイン、Explore サブエージェントあたりまでは動いています。
