Pico4とは
Tiktokで有名なBytedanceの子会社Picoが発売してるVRヘッドセットです。
何に使うつもりなんですか?
- immersedで作業をしたい!
- 動画コンテンツ視聴(YouTube)
- ゲーム(スタンドアローン、SteamVR)
ImmersedによるVR空間での作業
公式HPにもあるように、仮想空間上でコンピュータの作業ができるVRアプリ。
パススルー機能で、キーボードのところだけカメラ映像が切り抜かれたり、仮想ディスプレイを配置できたりしてめちゃこれをやりたいのです。
⚠️
2022年1月現在、まだBeta版がリリースされている途中でPico4に正式対応していません
YouTube視聴について
PicoはQuestで使えるようなYouTube VRには対応していません。
なので私はPipeTubeというアプリを使って視聴しています。
詳しい方法は、こちらのトゥートでまとめています。
ゲームについて
Pico Storeは、Quest Storeに比べてコンテンツが豊富とは言えません。
そのため、スタンドアローンで楽しみたい人は微妙かもしれないです。
Pico4 と Quest2の比較
このサイトを元に作成しました
Pico4 | Quest2 | |
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発売日 | 2022年10月 | 2020年10月 |
レンズ方式 | パンケーキレンズ | フラネルレンズ |
IPD: 瞳孔間距離 | 62-72 mm(ソフトウェアによる調整が可能) | 58mm, 63mm, 68mm(手動で3段階) |
画面解像度(片目) | 2160x2160 | 1832x1920 |
パススルー | 16MP カラー | グレイスケール |
視野角 | 105度 | 110度 |
リフレッシュレート | 90(Hz) | 120(Hz) |
ストレージ | 128GB/256GB | 128GB/256GB |
RAM | 8GB | 6GB |
重量 | 586g | 503g |
128GBモデルの価格(2023年1月) | 49,000円 | 59,400円 |
純粋にハードウェアスペックはPico4が良い
研究室にあるQuest2と比較してみた所感としては
- 重量バランスが良いので軽く感じる。
- Quest2は前方向に重いので疲れやすい。
- Quest2のフラネルレンズよりもパンケーキレンズの方がディスプレイが綺麗に見えると思う。
- パススルーがカラーなので、外界を見やすい。
- 特にHMDの右側を2回コンコン叩くと外界が見えるモードに移行できるのが便利。
- IPDの調整をOS設定からできる。
- Quest2は手動でレンズを動かして設定する(3段階だけ)
- コントローラにスクショボタンがついていて、SNSなどで共有がしやすい
- スクショボタンを長押しすると画面録画も可能。
Questに比べてコンテンツが劣る
- Pico Storeに面白そうなゲームがない。
- 例えばBeat Saberはないです。
- YouTube VRが使えない。
- Picoブラウザから視聴しないといけないが、これが微妙。
- そのため、前述した方法で回避策としてPipeTubeを使用しています。
- Virtual Desktopというアプリ経由でPC上のSteamVRを動かすことは可能。
- ただしWindowsのゲーミングPCが必要。そこそこのグラボなどを積んでないと快適に動かないみたい。それとラグを減らすためのネットワーク環境も必要。
- それでも親会社はTiktokだけあって、(G)I-DLEのVRライブやカルヴィン・ハリスのコンテンツなど拡充しているので、全く楽しめないことはないです。
Pico4かQuest2どっちを買うべき?
環境や使い方にもよるけど、価格・性能を考えたら明らかにPico4だと思いました。
スタンドアローンで使う場合にはQuest2だと思いますが、製品としても古いこともあり、アドバンテージはコンテンツ面だけだと思います。
次回はPico4を購入して行ったカスタマイズなどについて書くかもしれないです。
マストドンにてハッシュタグ#Pico4でトゥートしています。